• アミニ氏はテヘランでイスラム共和国の女性に対する厳格な服装規定違反で逮捕された後、2022年9月16日に死亡した
• アミニ氏の死後、数か月間にわたりイラン全土で行われた抗議デモで数百人が死亡した

テヘラン：2023年9月9日土曜、国営メディアは、イラン南西部の州当局が、マフサ・アミニ氏が拘留中に死亡し国内全土で抗議デモを引き起こした事件から1周年の日に「暴動を企てた」罪で6人を逮捕したと報じた。

イラン系クルド人のアミニ氏はテヘランでイスラム共和国の女性に対する厳格な服装規定に違反した罪で逮捕された後、2022年9月16日に死亡した。

イラン国営イスラム共和国通信（IRNA）が報じたところによると、コフギールーイェ・ブーイェル＝アフマド州でイスラム革命防衛隊（IRGC）の情報機関が5つのSNSサイトを停止し、サイト管理者6人が逮捕された。

IRGCは声明で、容疑者の身元は特定せず、彼らを「インターネット上で、暴動を企て治安を悪化させた」罪で逮捕したと発表した。

「彼らは昨年の暴動にも参加しており、犯罪歴があった」と付け加えた。

「5つのサイトの管理者らは、昨年の暴動から1周年の日に騒乱を引き起こそうと企て、また、数日内に暴動を実行するための集まりを計画していた。」

アミニ氏の死後数か月にわたりイラン全土で行われた抗議デモでは数十人の治安部隊を含む数百人が死亡、この事件に関連する逮捕者は数千人に及ぶ。当局はこれを外国に扇動された「暴動」と見なしている。

今回の逮捕の数日前には、IRGCの情報機関とイラン情報省が「米国務省から資金援助を受けている暴徒グループ」を「特定し、打撃を与えた」と発表していた。

9月6日水曜日に発表された共同声明によると、疑惑のグループのメンバーは「再度、緊張状態と混乱を招こうと、人々に暴動を呼びかけようと企てた」罪に問われている。

AFP