北京:中国外務省は水曜日、中国の王毅外相がニューヨークでイランのペゼンヘキアン新大統領と会談し、イランが「外部勢力」から自国の安全を確保できるよう支援を約束したと発表した。
北京によると、王外相は国連総会の開催に合わせて、イランのマスード・ペゼシュキアン大統領と会談した。その一方で、イスラエルはテヘランの同盟国であるレバノンのヒズボラに対する攻撃をさらに強化していた。
王外相は、中国は「常に信頼できるパートナーである」と約束した。
「中国はイランの主権、安全、領土保全、そして国家の尊厳を守るために、今後も支援を続ける」と王外相は火曜日に述べた。これは、外務省の声明によるものである。
また、北京は「イランの国内問題に干渉し、制裁や圧力を課そうとする外部勢力」にも反対していると付け加えた。
イスラエルとヒズボラ(イランが支援するレバノンのシーア派武装組織)の対立は、ここ数週間で激化している。
レバノン政府は、イスラエルによる攻撃により少なくとも558人が死亡したと発表した。これは、1975年から90年にかけてのレバノン内戦以来、同国で最も多くの死者を出した日となった。
イスラエルにとって宿敵であるイランは、中東で大きな影響力を持つ国であり、ガザ地区のハマスやレバノンのヒズボラなど、中東の武装グループを支援している。
中国はイランの緊密なパートナーであり、最大の貿易相手国であり、制裁対象の石油の最大の買い手でもある。
両国はこれまでにもたびたび欧米諸国からの制裁という圧力に直面しており、最近ではロシアによるウクライナ侵攻に対する姿勢が理由で制裁の対象となった。
AFP