
カイロ:サウジアラビアのファハド・アル・ジャラジェル保健相は月曜日、第70回世界保健機関(WHO)東地中海地域委員会に出席した。この委員会は10月12日まで開催される。
この委員会は毎年10月初旬に招集され、東地中海のすべての国々が出席する。会議では、参加国が地域の政策や活動、その他の計画について議論し承認を行う。
RC70とも称される今年の会合では、東地中海の国々が直面する健康面での重要な課題について、その損害を軽減し克服する戦略に焦点を当てた議論が行われた。参加国は、健康増進がより進んだ未来を確保し、将来世代のクオリティ・オブ・ライフを向上させる方法について議論を交わした。国営サウジ通信が報じた。
基調講演者の中には、WHO事務局長のテドロス・アダノム・ゲブレイェソス氏とWHO東地中海地域事務局長のアフマド・アルマンダリ博士の姿もあった。
アル・ジャラジェル保健相は、アルマンダリ博士を含む参加国の多数の代表者と、委員会の合間に協議を行った。
開会前にはRC70に先立って技術会議が開催され、この地域における外傷による罹患率と死亡率を最小限に抑える方法について議論が交わされた。また、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ達成の中核を成す要素であるプライマリ・ヘルス・ケア志向のケアモデルの設計と実施などについても話し合われた。