
リヤド: サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子とヨルダンのアブドゥラー2世国王は木曜日、電話で中東情勢とガザ情勢について協議したとヨルダン通信が報じた。
サウジ通信が伝えたところによると、皇太子はヨルダンの安全と安定を維持するためにヨルダン政府がとっている措置に対するサウジアラビアの支持を表明し、国王はサウジアラビアの支持姿勢に感謝の意を表した。
ヨルダンの通信社ペトラが報じたところによると、ムハンマド皇太子と国王は、1967年の国境線に沿い、東エルサレムを首都とする独立した主権を持つパレスチナ国家の樹立を保証する2国家解決策に基づき、パレスチナ危機の政治的解決策を見出す必要性について話した。
皇太子とアブドゥラー国王は王国とヨルダンの関係についても話し合った。国王はムハンマド皇太子に対し、「ヨルダンとサウジアラビアの関係レベルに対する誇りと、あらゆる分野での関係強化への熱意を表明した」とペトラ通信は伝えた。