
リヤド:サウジアラビアの援助機関KSreliefが主催した第25回ボランティア・トレーニング・プログラムがこのほどヨルダンのザータリ難民キャンプで終了したとサウジ通信が伝えた。
週に渡って行われたプログラムには23人のボランティアが参加し、900人以上のシリア難民を支援した。
Technical and Vocational Training Corp.とサウジアラビアサッカー連盟の協力で運営されたこのプログラムでは、タブレットや携帯電話のメンテナンス、裁縫や刺繍、陶芸、陶器、大工などの分野のトレーニングコースが提供された。
また、英語コース、化学と物理の対話型科学コース、子どもたちの創造性と社会性を高める活動も行われた。
さらにこのプログラムでは、眼科、皮膚科、糖尿病患者のフットケア、理学療法、作業療法といった専門分野の医療サービスをキャンプ内のクリニックで提供した。
車椅子のメンテナンスや修理、医療機器に関するワークショップも開催された。
このプログラムは、KSreliefのボランティア活動の取り組みのひとつで、ボランティア活動の重要性を強調するものであった。