
アラブニュース
リヤド:木曜、現在G20議長国を務めるサウジアラビアは、コロナウイルスのパンデミックと闘う世界的な活動を支援するために5億ドルの拠出を約束した。
5億ドルのうち1億5000万ドルがCEPI(感染症流行対策イノベーション連合)、1億5000万ドルがGAVIアライアンス 、そして2億ドルがその他の世界、および地域の保険機関およびプログラムに割り当てられる。
また、サウジアラビアはすべての国、非政府組織、慈善団体、および民間機関に対し、COVID-19のパンデミック対策のため、推定80億ドル超の資金不足を埋める支援を求めた。
サウジアラビアは商業詐欺を企てた業者に対し最大100万リヤル(266,119ドル)の罰金を発表している。
サウジ政府は罰金の25パーセントを報告への報酬とし、国民に商業詐欺を引き続き報告するよう呼びかけている。
木曜日にサウジ国内で合計518件のCOVID-19の新規症例が記録され、サウジアラビアでの感染者の合計数は6,380人となった。そのうち現在5,307人が治療中で、71人が集中治療を受けている。
サウジアラビアでは新たに59人が回復し、回復者は合計990人となった。また一方で4人が新たに死亡、死者は合計83人となった。
マディーナ知事ファイサル・ビン・サルマン王子は外国人労働者向けに新しく建てられた住宅施設を視察した。知事は次のように述べた。「移民労働者たちは私たちの客人であり、彼らの安寧と安全は私たちの責任である」
知事は付け加える。「私たちの宗教は、すべての労働者に思いやりをもって接することを強く唱えている。だからこそ、私たちは労働者があらゆる種類の身体的および心理的危害に晒されることがないようにする」
一方、経済的被害が世界中に拡大している。
COVID-19危機の対応について議論するG20緊急会議にて議長を務めるサルマン国王、2020年3月26日。(記録/AFP)
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