
アラブニュース
リヤド:サウジアラビアのタウフィック・アル・ラビア保健相は水曜、サウジアラビアでコロナウイルスの症例が増加しているのは、検査が増えたためだと述べた。
同相によると、新型コロナウイルスによる世界の死亡率は、サウジアラビアの10倍だという。
アル・ラビア保健相は、「サウジアラビアにおけるコロナウイルスの死亡率は0.7%と低い」と語った。
同相は、病院には十分な収容能力があると語った。「パンデミックの発生以来、サウジアラビア政府は何千ものICUのベッドと人工呼吸器を割り当てており、そのうちの96%はまだ利用可能な状態です。ありがたいことに、国民が必要な予防策を講じてくれているので、これらが必要になることはないでしょう」と、同相はサウジアラビア国営ニュース局、Al-Ekhbariyaのビデオメッセージで語った。
[caption id="attachment_14243" align="alignnone" width="500"]同相によると、集団検診により、感染が広がる前に早期に感染を発見することができ、患者の症状が悪化する前に治療ができたという。
同相は、これまでの成果に関わらず、国民に警戒を続けるよう促した。「私たちはまだ危険にさらされており、あらゆる予防策を講じるためには国民の支援と協力は非常に重要です。国民はこのパンデミックに立ち向かうわれわれのパートナーなのですから」
同相は、65歳以上の高齢者や慢性疾患や呼吸器疾患に問題のある人々が依然として最もリスクが高いと繰り返し述べた。