
ジェッダ:サウジ国営通信によると、インドのナレンドラ・モディ首相は水曜日、ムスリム世界連盟(MWL)のシェイク・ムハンマド・ビン・アブドゥルカリム・アル・イッサ事務局長と会談し、異文化間の対話と協力の強化について話し合った。
会談では、世界最大のムスリム少数派を抱えるインドで「多様性と調和のサミット」を開催するという提案に焦点が当てられた。
両首脳は、特に世界的な緊張と分極化が高まる中、多様な社会における共存を促進することの重要性を強調した。
両首脳はまた、週明けにジャンムー・カシミール州のパハルガムで発生し、市民26人が死亡したテロ攻撃を非難した。
両者は、あらゆる形態のテロリズムに対する共通の非難を表明し、このような暴力を特定の宗教、人種、文化と結びつけることを避ける必要性を強調した。
今回の会談では、モディ首相のサウジアラビア訪問の最後に発表された共同声明で取り上げられた主要テーマが土台となり、テロ対策とその資金調達に関する協力を強化し、国境を越えた脅威と闘うという約束が盛り込まれた。
モディ氏は、エネルギー、防衛、食料安全保障、デジタル協力に焦点を当て、両国間の戦略的関係を強化するためにサウジアラビアを訪問した。
会談では、製油所や石油化学の共同プロジェクト、重要技術や新興技術に関する協力の拡大などが計画された。