


リヤド:サウジ国営通信によると、サウジの学生たちは、火曜日から木曜日まで同大学のキング・ファイサル・コンベンション・センターで開催されたキング・アブドルアジーズ大学ロボコン2025でロボット発明品を展示した。
同大学の学生部長が主催したこのイベントには、学生の発明家、投資家、テクノロジー企業が参加した。
アブドルアジーズ大学医療リハビリテーション科学部のサウジアラビア人学生サマール・アワッド・アル・ラビは、急激な温度変化から繊細な環境を保護することを目的としたスマート温度監視装置を発表した。
タイバ大学のRania Al-Mukhtar Al-Sheikh氏は、視力に影響を及ぼす目の病気である乾性黄斑変性の革新的な治療法を発表した。
この装置は、損傷した細胞を治療・修復し、炎症を抑え、健康な組織を損傷することなく血流を改善するもので、視力の回復・向上を期待できる。
展示会では、ドローン技術に焦点を当てた初のエンジニアリング・コンペティションである「Saqr」コンペティションなど、さまざまな質的なコンペティションが開催された。
もうひとつの競技「ロボカップ」では、ロボットがミニチュア・サッカーのピッチで対戦した。
このイベントでは、教育、観光、製造、金融分野のテクノロジーに焦点を当てた4つの主要トラックを含むコーディング・チャレンジであるinnovtechハッカソンの発表も行われた。
いくつかのパネルディスカッションでは、ロボティクスが社会にどのような影響を与えることができるかに焦点が当てられた: その中には、「Turning Point: Transforming Tech Ideas into Successful Projects(ターニングポイント:技術的アイデアを成功するプロジェクトに変える)」と題されたパネルディスカッションもあり、技術的発明をどのように売り込むかを探った。
展示会では、バーチャルリアリティの展示や、参加者のスキルアップに貢献する実践的なワークショップなど、さまざまなインタラクティブ体験が提供された。
また、参加者がさまざまなアトラクションのスタンプを集めて賞品をゲットするインタラクティブ・ゲームや、ロボットによるアラビック・コーヒーのサービスも行われた。
同大学は、このイベントは学生に力を与え、ロボット工学とスマートテクノロジーの未来をリードする世代を育成するという同大学のビジョンを反映していると述べた。