

サウジアラビア全土の何千ものモスクが2カ月以上ぶりに再開したと、サウジアラビア国営通信SPAが伝えた。
参拝者は、コロナウイルスの拡散を防ぐために厳格なガイドラインに従うように命じられてきた。
政府は人々に、列と列の間に2メートルの距離を保ち、マスクを着用し、各自の祈り用のマットを持参するよう求めた。
モスクは、クルアーンやクルアーンの置き台も含めて地元当局によって清掃・消毒された。祈りの時間にドアや窓を開ける際や礼拝者がモスクに入るときにも予防措置が講じられている。
モスクは祈りの呼びかけの15分前に開かれ、祈りの10分後に閉まる。
金曜日の祈りの最初の呼び出しは祈りの時間の20分前に開始され、モスクは20分前に開き、20分後に閉まる。金曜日の説教の祈りは15分を超えてはならない、と当局は警告した。
この新しい措置は、サウジアラビアや世界中の他の国々にて数週間にわたる夜間外出禁止令とロックダウンを経て、制限の緩和が始まる中導入される。
また、日曜日には、3月中旬から閉鎖されていたエルサレムのアル・アクサ・モスクが祈りのために再開された。参拝者たちは門の外で待ち、多くがマスクを着用していた。参拝者たちが入場すると、体温測定のために止められた。