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2022年のサウジ経済、原油生産量の増加で4.9%成長すると産業レポートが予測

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25 Nov 2021 06:11:58 GMT9
25 Nov 2021 06:11:58 GMT9

ジアド・サッバー

カイロ:サウジ経済は石油部門の回復を背景に、2022年には4.9%の成長が見込まれると、KPMGとベルトン・ファイナンス・ホールディングが予測した。

4大会計事務所のひとつであるKPMGは、同社のレポートの中で、OPECプラスの合意の一部であった石油供給削減の巻き戻しにより、2022年の石油生産量は年率10%で増加すると予想している。しかし、この拡大の前に、2021年の残りの期間で石油部門が縮小する可能性があると付け加えた。

エジプトの投資銀行であるベルトン・ファイナンス・ホールディングは、2022年の石油生産量は一日平均1,020万バレルに達する見込みで、石油部門は年間7.8%拡大するとした。

また、原油の生産量や価格の上昇は、消費者や企業の信頼感を高めると予測している。

さらに、サウジアラビアの非石油部門は、2022年に力強さの兆しを見せると予想されている。同部門では、パンデミックによる制限が緩和されたことを受けて、すでに反発が見られる。来年には、小売業や観光業の分野がさらに活性化するだろう。

KPMGは、2021年の国内総生産の成長率は2.4%になる見込みだ、と指摘した。

オランダに本社を置く同社は、消費者物価が2021年に3.1%、2022年に2.2%上昇すると予測しているとし、政府の政策がインフレ率に直接影響を与えると付け加えた。それにもかかわらず、インフレの上昇圧力は依然として存在するという。供給不足や輸送コストの上昇によって輸入品の国際価格が高まり、消費者物価を上昇させる可能性がある。

また、サウジアラビアの通貨であるリヤルは米ドルに固定されているため、ドル安もインフレの原因となり得る。

失業率については、引き続き低下すると同社は予測している。2021年の見込みである6.5%から、2022年には6.3%に下がるとした。失業率は2020年から2021年にかけて7.7%から6.5%に下がったが、今回の予測は、この急激な低下と比較したものだ。

KPMGによると、急激な低下はパンデミックのピーク後に経済が再開したという一時的な事象によって引き起こされたものだという。そのため、2022年には失業率の低下は減速することになる。

同社は、中東地域全体を見ると、湾岸協力理事会(GCC)諸国が同地域の回復に最も大きな影響を与えると予測されるとした。これは主に、原油価格の上昇によるものだ。しかし、予期せぬ石油需要の減少は、この回復に悪影響を及ぼすだろう、とレポートは指摘した。また、新型コロナウイルスが新たに発生した場合、同地域に脅威をもたらす可能性がある。

さらに、中東でも失業率の低下が予想されるとした。

消費者物価については、GCC諸国のインフレは今後も低い水準の可能性が高いものの、非GCC諸国ではインフレ圧力の上昇が予想される。

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