
アラブニュース
サウジアラビアの環境・水・農業省が土曜、王国中に1,000万本の木を植えることを目指す取り組み「緑にしよう」キャンペーンを開始した。
今後6ヶ月にわたり約165ヶ所で植樹を行い、森林破壊問題に取り組む。
このキャンペーンの立ち上げにはいくつかのサウジの省庁も協力しており、王国での植樹促進を目指して木の絵文字をツイートしている。
サウジアラビアでは破壊と木材産業を通して毎年120,000ヘクタールの森林が失われている。
環境省は、キャンペーンが自然植生の育成と自然環境における生物多様性の修復、および後退した植生地の回復に取り組む同省の努力の一環として行われると説明した。
またキャンペーンは、環境を保護・維持するための前向きな行動を促すことも目指す。
過放牧、伐採・抜根、および都市部の拡張によって絶滅の危機に瀕している森林や低木地にも植樹が行われる。
環境省は、キャンペーンが多数の国定公園の設置、多くの地域での種まき、およびナジュラーンとアルバーハ地域での森林植樹も目指すことを報告した。