
アラブニュース
ロンドン:サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマーン皇太子は土曜、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と会談を行い、エネルギー市場や「OPECプラス」で知られる産油国グループによる合意の実施について協議した。
今回の会談について、クレムリンは次のような声明を出している。「世界のエネルギー市場の安定を維持するため、両国は当該分野での緊密な連携を継続していくことを再確認した」
両者はまた、感染が拡大する新型コロナとの闘いにおける両国の協力関係や、ロシアの「スプートニクV(Sputnik V)」ワクチンのサウジアラビア国内での使用見通しについても協議を行った。
ムハンマド皇太子は火曜、プーチン大統領と電話会談を行い、世界の石油市場について振り返るとともに、市場の安定を達成・維持し、世界経済の成長を支えるために行われた取り組みの評価を行った。
また、産油量削減のため、全産油国がOPECプラス合意への協力・順守を継続することが重要という点で一致した。