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サウジアラビアが議長国を務めるG20、新型コロナウイルス対策に11兆ドルを投入

G20の議長国サウジアラビアは、診断および治療ツール、医薬品、ワクチンの製造、流通、入手の可能性を支援するために210億米ドルの支援を約束した。 (ファイル/ SPA)
G20の議長国サウジアラビアは、診断および治療ツール、医薬品、ワクチンの製造、流通、入手の可能性を支援するために210億米ドルの支援を約束した。 (ファイル/ SPA)
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28 Oct 2020 12:10:57 GMT9
28 Oct 2020 12:10:57 GMT9
  • サルマン国王は、G20の議長国サウジアラビアが、閣僚会合やG20の作業部会を通じてさまざまな提言に耳を傾けることに熱心であると述べた

アラブニュース

ドバイ:G20の議長国サウジアラビアは、新型コロナウイルスのパンデミックを克服するために「必要なことは何でも」行うという明確なコミットメントと決意を持ち、世界経済を守るために約11兆米ドルを提供した。

国営サウジ通信の報告よると、B20サミットの最終的な公式声明を取りまとめる中でサルマン国王に代わり演説をしたハリド・アルファリ投資大臣は、G20の議長国サウジアラビアも診断および治療ツール、医薬品、ワクチンの生産、流通、および入手の可能性を支援するために210億米ドルの支援を約束したと述べた。

また、同報告で、サルマン国王も、G20議長国サウジアラビアは、閣僚会議やG20の作業部会を通じて、さまざまな提言に耳を傾けることに熱心であると述べた、と付け加えた。

サルマン国王によれば、「この特別な期間に尽力してくれたビジネスサミット(B20)と世界各国のパートナーに感謝したい」と述べ、G20の議長国の目標は「全ての人のために21世紀の機会を捉えることである」と付け加えた。

サルマン国王は「金融インフラの開発、世界貿易システムの改善、民間部門の保護、新興市場への資本流入の回復、あらゆる状況で望ましい金融包摂の到達に役立つデジタル経済ツールの活用に貢献する革新的なソリューションについて議論せずに、G20の「新たなフロンティアの形成」を語ることはできない」と述べた。

サルマン国王も演説の中で同様に、新型コロナウイルスのパンデミックの中で「サウジアラビアの経済の回復力と強さ」を称賛し、「権限委譲と新しい部門、特に、世界的な回復を主導し、将来のパンデミックから国を守る部門への投資を通じて成長と繁栄のレベルを高める」という同国のコミットメントを繰り返した。

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