
アラブニュース
リヤド:ニュージーランドのジェームズ・モンロー大使が先頃、「エティダル(Etidal)」と通称される「過激派イデオロギーと戦うためのグローバルセンター」を訪れた。
同特使はセンターの活動を称賛し、エティダルの数々の取り組みは先進的かつ重要であると述べた。
モンロー氏は駐サウジ大使としての任期を完了した。
「皆さんの取り組みは非常に重要なものであり、世界にとっても重要です。皆さんが、手法に対する厳格な基準と献身を維持しつつ成し遂げてこられた進展を目にするのは、喜ばしいことでした。センターとスタッフの皆さん全員のご検討をお祈りしています」と彼は述べた。
同センター事務局長のマンスーリ・アルシャマリ博士は共存の価値観を広め、ヘイトスピーチと闘うニュージーランドの役割を称賛した。
同センターは3つの基本的柱を掲げて設立された。最新知能、メディア、そして数量による手段や方法によって過激主義に立ち向かうことだ。
センターは過激派のイデオロギーと立ち向かうための様々な手段を活用している。たとえば、過激派オンライン放送のいかなる過激主義的コンテンツも、わずか6秒で、精度80%以上で監視、分類、分析できるソフトウェアなどだ。同センターには、データ分析ツールの使い方を熟知した多くの専門家からなる研究者チームがある。
ツールは過激派たちに最も広く使われている言語や訛りで稼働する。過激派デジタルメディアのプラットフォームを特定したり、彼らの関心の中心、分断化の画策や活動情報獲得の秘密情報源を浮き彫りにしたりすべく、先進的な分析モデルが開発されつつある。
センターは、ヘイトや過激な言論に異を唱え、過激な思想と対峙するメディアコンテンツ制作を通して中庸の概念を促進すべく取り組んでいる。