アラブニュース
ドバイ:1月16日(土)、サウジアラビア外相ファイサル・ビン・ファーハン皇太子は、リヤドにおけるヨルダンのアイマン・サファディ外相との合同記者会見で、サウジアラビアは必要な手続きを完了次第、数日以内にドーハの大使館を再開すると述べた。
そのコメントはムハンマド・ビン・サルマン皇太子が1月5日にアルウラ声明に調印したことを受けたもので、これによりカタールとサウジアラビアとの間の国境が再開されることになる。
サウジアラビア外相は、パレスチナ抗争への包括的ソリューション解決策達成の必要性を繰り返し訴えた。
サファド外相からは、サウジアラビアとの国交は歴史的かつ戦略的なものであり、ヨルダンが経済的課題に直面する中、サウジアラビアからの継続的支援に深く感謝するとコメントがあった。
サファド外相はフーシ派武装軍団がサウジアラビアへの攻撃を試みていることについても非難し、ヨルダンは地域内の問題に対するイランの介入を拒否すると述べた。
また、ヨルダンが現在抱えている課題について合同行動を促進していくことでサウジアラビアと合意したと語った。
「我々は安保・政治・経済の面でGCC(湾岸協力会議)との関係を拡大させようとしている」とヨルダンのサファド外相は言う。
また、和平はアラブの戦略的選択であり、ヨルダンは米国新政権とも協働していくことを期待していると述べた。