
アラブニュース
ドバイ:サウジアラビア保健省は、今後数日間にかけて、様々な製薬会社から供給されたCOVID-19ワクチンの大規模接種を実施する。同省のタウフィーク・アル=ラビーア(Dr. Tawfiq Al-Rabiah)大臣が発表した。
また、タウフィーク大臣は、サウジアラビアは12月17日にワクチンの提供を開始した世界で最初の国の1つだと補足した。3日(水曜)、アル=アラビーヤが報じた。
第20回ハッジ・ウムラリサーチフォーラム(the 20th Hajj and Umrah Research Forum)中にリモートで行ったスピーチの中で、タウフィーク大臣は、保健省は過去4週間の間に同国の新型コロナウイルス感染が増加したことを認識していたと述べた。
さらに、集中治療室の病床数を60%増加させ、13,000床へと増床したことにも言及した。
また、新型コロナウイルスの検査に利用可能なクリニック(Tetammanで検索可能)が230超あり、広範な検査手続きに対する例外があると補足した。
一方で保健省は3日(水曜)、COVID-19により3名が死亡し、新たに306名が新型コロナウイルスに感染したと発表した。
新たに確認された感染者のうち、リヤドで124名、東部州で58名、メッカで52名、メディナで13名、アスィールで11名、ジーザーンで6名、ナジュラーンで5名の感染者が報告されている。
サウジアラビア国内では新たに290名超の患者がウイルスから回復し、回復者数は合計で360,400名に増加した。
同国ではこれまでに計6,386名が新型コロナウイルスにより死亡している。