



アラブニュース
ドバイ:サウジアラビアの外相は、地域の安定と安全を守るには地域全体が結束して取り組むことがいかに重要かを強調した。アル=アラビーヤTVが報じた。
ファイサル・ビン・ファルハン王子は、サウジアラビア、ギリシャ、キプロス、エジプト、UAE、バーレーンの各外相の出席の下にアテネで開催された外相会議の後、メディアブリーフィングでコメントを発表した。
王子は、サウジアラビアは世界を平和と繁栄という角度から見ているとし、国際法に基づく国家の領土保全の重要性を強調した。
サウジアラビアは開発への取り組みや新型コロナウイルスのパンデミック対策への取り組みについては支援し、他国に対する干渉についてはいかなる干渉も非難する、と王子は付言した。
アテネ会議は、航行の自由と主権の原則について話し合う目的で開催された。
エジプトのサーメハ・ハッサン・シュクリ外相は、現在も進行中のあらゆる紛争について、エジプトはいかなる時でも平和的解決を求めてきたと述べた。
外相は、人々のために安定を達成できるよう、エジプトはキプロスやギリシャとの関係強化を目指すと述べ、すべての地域が問題を抱えていることから、政治的、経済的な課題を解決するには地域全体が協力し合う必要があると述べた。
エジプトは、協力に基づいたバランスのとれた関係を求め、安定を達成し、軍事介入からは距離を置くよう求めた、とシュクリ外相は付言した。
エジプトはさらに、地中海および地域の安定を達成するための、より包括的な協力関係を求めた。