
アラブニュース
ドバイ:サウジアラビア食品医薬品局(SFDA)は木曜日、オックスフォード・アストラゼネカ製のコロナウイルスワクチンの使用と輸入を承認した。
サウジアラビア国営通信SPAによると、SFDAは製造業者によって提供されたデータに基づいてワクチンの投与を許可したが、ワクチンを受け取り次第テストを行う予定であるという。
当局は、メーカーから提供された安全性と有効性に関する臨床試験の結果やその他のデータに基づいて、科学的なプロセスを用いてワクチンを承認している、とSPAは付け加えた。
サウジアラビア軍はまた、コロナウイルス(COVID-19)に対する従業員への予防接種を行うことを水曜日に発表した。
サウジアラビアの航空防衛軍の副司令官であるモハメド・アル・バラウィ大将は、ワクチン接種の計画と取り組みを検討するための会議を開催した。
同会議には、サウジアラビア王国の地域、航空基地、艦隊などの指導者に加え、国防省の新型コロナウイルス感染症の臨時危機支援部門のチームも出席した。
参加者は、従業員にそれぞれの部門を通じて国防省の接種システムに登録するとともに、引き続き予防措置に努めるよう促した。
サウジアラビア王国は、ファイザー・バイオンテック製ワクチンの最初の委託を受け取った翌日の2020年12月17日に、感染拡大阻止を目的としたコロナウイルスの予防接種キャンペーンを開始した。
ファイザー・バイオンテック製ワクチンがSFDAの承認を受けたことで、サウジアラビアは、バーレーンに次いで、湾岸協力会議で同ワクチンの使用を開始した2番目の国となる。