

米軍航空機に搭乗:米軍高官は、2021年2月18日、米軍がイランとの緊張の際にサウジアラビアに配備された軍隊が明確な標的になるのを防ぐために、サウジアラビアで予備基地を探していると述べた。
中東のツアー中に、米中央軍(セントコム)のケネス・マッケンジー司令官は「我々は新しい基地を探しているわけではない。そのことについてはっきりさせておきたい」と述べた。
「(現在の)基地を閉鎖せずに、リスクが高まった時期に他の基地で活動できるようにしたい」と説明した。
「賢明な軍事計画立案者が柔軟性を向上させ、敵に的を絞らせないために実現させたいことである。」
ウォール・ストリート・ジャーナルは、イランとの戦争が勃発した場合の予備拠点として米軍が開発しようとしている、サウジアラビア西部の砂漠の港と空軍基地の計画について報じた。
年末に、米軍は原子力空母ニミッツ(USS Nimitz)を同地域に配備し、2機の戦略爆撃機B-52が同地域を飛行した。
軍事的示威活動は、イランのカセム・ソレイマニ司令官の米軍による暗殺の1年後に、イランからの攻撃を阻止することを目的に行われた。
2月18日、バイデン政権は、EUの支援の下でイランの関係者と会談し、早急に外交を開始する準備ができていると述べ、同国に対する国連制裁が全面復活したとのトランプ前政権の主張を撤回した。
緊密な米国の同盟国でさえその主張をしりぞけ、国連はそのような追加制裁は発効していないと述べた。
AFP