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サウジアラビアの財政は順調と中央銀行総裁述べる

アルムバラク氏は銀行部門に「財政の健全性、効率的なオペレーション、高い流動性、現在の大きな困難に直面する能力」を勧奨した(SPA/File)
アルムバラク氏は銀行部門に「財政の健全性、効率的なオペレーション、高い流動性、現在の大きな困難に直面する能力」を勧奨した(SPA/File)
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09 Dec 2022 01:12:39 GMT9
09 Dec 2022 01:12:39 GMT9

アラブニュース 

  • サウジアラビア中央銀行は、外貨準備高の「分散投資ポリシー」に基づいた管理を続けるとファハド・アルムバラクは付け加えた。
  • 財務相モハメド・アル・ジャダーン氏は、予想される160億サウジアラビア・リヤルの余剰は、原油及びガス部門において過去に王国が行った膨大な投資を反映していると述べている。

リヤド: 堅実な財政ポリシーのおかげでサウジアラビアの財政状況は安泰であり、国の銀行部門は良いレベルの流動性を保ち続けていると、サウジアラビア中央銀行総裁は水曜日に述べている。

ファハド・アルムバラク氏は、中央銀行は「分散投資ポリシー」に基づいた外貨準備高の管理を続けると述べた。

「サウジアラビア王国は世界の例外的な状況にもかかわらず・・・サウジアラビアの経済はショックに耐える高い能力を示している。中央銀行の堅実な財政ポリシーの結果として、王国の財政状況は安泰である」と彼は付け加えた。

アルムバラク氏は銀行部門に「財政の健全性、効率的なオペレーション、高い流動性、現在の大きな困難に直面する能力」を勧奨した。

その勧奨は、翌会計年度の国家予算の承認において、160億サウジアラビア・リヤル(43億ドル)の余剰とGDPの3.1パーセントの成長の予測をもたらしていると財務相は言った。

水曜日のリヤドでのメディア報告会で、予測される余剰はサウジアラビア王国の原油及びガス部門の以前の投資を反映しており、さらには非オイル部門においても、政府が経済多様化のためVision 2030計画を採択したことによる成長があった、とサウジアラビア財務相モハメド・アル・ジャダーン氏は述べた。

「大衆が投資しないときにわたしたちは多額の投資をした。余剰を賞賛しているのではない。それは予想していたもので、私たちにとってあまり大きなニュースではない。支出を切り詰め、非原油部門の歳入を増やすこと・・・にわたしたちは取り組んできた。」と彼は言った。

過去の「難しい決定」が、逆ベースで今年の余剰および来年に予想される余剰を生むとは予想していなかったと彼は付け加えた。

「実際にポリシーを早急に変えることは全く望んでいなかった」と彼は言った。

余剰金は、大部は王国の準備高の増額のために、2023年の第一四半期に分配されるとアル・ジャダーン氏は言った。いくらかは国家発展ファンドに行き、「もしかしたら」いくらかはソブリン・ウェルス・ファンドに送られるかもしれないと付け加えた。2023年の予算は2590億サウジアラビア・リヤルの軍事費が予想されるとも言った。

「内閣部門の予算では、サウジアラビア王国の急速な成長が見られることや、王国のVision 2030の多くの目標を達成していることが考慮されている。予算公表にあたり我々は、二聖モスクの守護者の祝福を拝聴した」とAl-Ekhbariya TVの放送のコメントで彼は言った。

(ロイターとAFP共同)

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