
アラブニュース
ドバイ:サウジアラビアの失業者数は2020年最終四半期に減少し、新たな数値が示された。
サウジアラビア統計局は、2020年最終四半期の完全失業率が前四半期の14.9%に対し12.6%へと減少したと発表した。
対象期間における男性の失業率は4.4%から4%に低下し、女性の失業率は24.6%から20.2%に低下した。
王国ではますます多くの女性が労働市場に参入しているが、その数は、依然として著しく男性中心である職場環境を反映するものとなっている。
統計局局長は国民の仕事の好みをより把握するための調査も併せて実施した。
その調査により、失業者の93%は民間部門の仕事を受け入れるが、女性の4分の3以上と男性失業者の半数以上は、通勤時間が1時間以下の場合にのみ民間部門の仕事を受け入れるということが分かった。
全体的な失業率低下は王国で進行中の経済刺激策によるものだと当局は考えていると、アル=アラビーヤ TVが報じた。