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リヤド:日本の岩井文男駐サウジアラビア大使とサウジアラビアのスポーツ大臣のアブドルアジーズ・ビン・トゥルキ・アル・ファイサル王子がバーチャル会談を行い、スポーツ分野で二国間関係を発展させる方法を議論した。
「日本国大使岩井文男閣下に光栄にもお目にかかることができ、両国がスポーツで協力する方法について議論しました」と、アブドルアジーズ王子はツイートした。
新しい日本国大使は、中東での長い勤務経歴を持ち、サウジアラビアとの協力を楽しみにしている。
2016年9月にムハンマド・ビン・サルマン皇太子が、2017年3月にサルマン国王が日本を訪問した後、両国関係を強化する手段として「日・サウジ・ビジョン2030」が発表された。
サウジアラビア・オリンピック委員会の会長でもあるアブドルアジーズ王子は、日本が今年のオリンピック開催を成功させることを祈願した。
日本は、2021年7月23日から8月8日まで、東京2020というブランド名が付いた2020年夏季オリンピックを開催する。
当初、2020年7月24日から8月9日まで開催される予定だった同大会は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックの結果、2020年3月に開催が延期された。
福島、宮城、静岡、茨城、北海道の会場では、限られた人数の観客の入場が認められる予定だ。
サウジアラビアは、オリンピック史上最多の選手が参加する代表団を派遣し、歴史を塗り替えた。
アブドルアジーズ王子は、自身のツイッターアカウントでの声明で、この歴史的な出来事を祝福した:「神の祝福を受けて…オリンピック史上最大のサウジアラビア選手団が東京2020に参加します」。
サウジチームは、サッカー、空手、ウェイトリフティング、アーチェリー、ボート、水泳、陸上、柔道、卓球の9つの競技に参加する。
サウジアラビアは、1972年にドイツのミュンヘンで開催されたオリンピックに初めて参加した。