
アラブニュース
リヤド:アラブ連合軍は31日、イエメンの武装組織フーシ派がアブハ国際空港に向けて発射した、爆発物を積んだドローンを、サウジアラビアの防空システムが迎撃したと発表した。アルイフバリヤが報じた。
イラン政府の支援を受けるフーシ派は、定期的にドローンを使ってサウジを標的にしている。
2月には、フーシ派による別のドローン攻撃により、同空港で旅客機が炎上した。
今回の攻撃による死傷者は報告されていないが、イランが支援するフーシ派に対し、国際的な非難の声が上がっている。
30日にはアラブ連合軍がドローン2機を撃墜した。1機はジーザーンを、もう1機はナジュランを標的にしていた。両州はイエメンと国境を接している。イエメンではフーシ派が、2014年に首都サヌアを占拠した後、国の大部分を支配している。
29日にはアラブ連合軍が、アブハと同じアシール州に位置するハミースムシャイト市を標的にしたドローン3機を首尾よく撃墜した。
アラブ連合軍は一般市民を標的とする攻撃は戦争犯罪であると主張しており、一般市民を守るために必要な行動を取ると明言している。