
アラブニュース
ジェッダ:サウジ食品医薬品局(SFDA)は、9月に国内で多数の査察を行い、結果、459件の違反を記録した。
査察の内訳は、食品施設が288件、医薬品施設が100件、美容施設が60件、獣医施設が11件だった。
食品施設で見つかった最も顕著な違反は、規制に従っていなかったり、不適切な貼付がされていたりした食品表示に関するものだった。
規制によると、このような違反に対する罰則は最大で100万サウジリヤル(26万7000ドル)に達するという。
加えて、違反者に最長180日間食品事業を行えないようにする禁止措置が科される可能性もある。
また、1年を超えない範囲で、認可の取り消しおよび/または停止が行われる可能性もある。
医薬品施設での監視・査察活動では、いくつかの違反が発見されたが、最も顕著だったのは、SFDAの承認を受けた統合型電子追跡システムが導入されていないことだった。
美容施設で見つかった違反には、広告の規制や諸条件に反した化粧品の広告・宣伝に関するものがあった。
獣医施設で見られた違反には、獣医製品法第2条に反して、未登録の獣医製品を販売することなどがあった。
同法は次のように定めている:「いかなる獣医製品も、国内の監督当局の登録を受けない限り、輸入も販売も取引もしてはならない」。
このような違反に対する罰則は、最高で500万サウジリヤルに達する可能性がある。
加えて、違反が是正されるまで、工場や倉庫は閉鎖および/または認可を剥奪される可能性もある。