
リヤド:サウジアラビアの地雷除去事業により、11月の第3週では、イエメンで1401個の地雷が除去された。その内訳は、対人地雷5個、対戦車地雷600個、不発弾793個、爆発物3個となっている。
同事業は、イエメンの人々の苦しみを和らげるために、サルマン国王の指示のもと、サウジアラビアが行っているいくつかの取り組みの一つである。
サウジアラビアは国際的な専門家との協力のもと、マアリブ、アデン、アル・ジャウフ、シャブワ、タイズ、ホデイダ、ラヒジュ、サナア、アル・バイダ、アル・ダール、サーダにおいて、フーシ派民兵によって仕掛けられた地雷の除去を行っている。
事業の開始以来、合計289046個の地雷が除去された。フーシ派によって仕掛けられた地雷は120万個以上にのぼり、数百人もの民間人が命を落としている
同事業には、32の地雷除去チームが所属しており、民間人を保護し、緊急の人道的物資を安全に届けるために活動している。また、現地の地雷除去技術者を養成するとともに、彼らに最新の機器を提供し、地雷被害者を支援している。
チームが回収した地雷のほとんどは現地で製造されたものであるが、イランから持ち込まれたものもある。フーシ派は開発した対車両用地雷を対人用爆発物に改造して、市民を標的としたテロ活動に用いている。
サウジ国営通信