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サウジアラビア、5歳から11歳に対する新型コロナワクチンの安全性をアピール

今回の決定は、5~11歳の子ども4,500人を対象とした「数カ月にわたる臨床試験調査」の後に下された。(保健省 @SaudiMOH)
今回の決定は、5~11歳の子ども4,500人を対象とした「数カ月にわたる臨床試験調査」の後に下された。(保健省 @SaudiMOH)
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23 Dec 2021 06:12:51 GMT9
23 Dec 2021 06:12:51 GMT9
  • サウジアラビア、8月30日以来最多となる新規感染者数を報告

ガーディ・ ジョーダ

ジェッダ: 12月21日火曜日、サウジアラビア保健省は、5~11歳の子どもを対象とした新型コロナワクチンの接種プログラムを正式に開始した。

11月初め、サウジアラビア食品医薬品局(SFDA)は、複数の国際機関のデータを参考にした上で、安全性と有効性を確認するために必要な研究を完了し、5~11歳の年齢層に対するファイザー社製ワクチンの使用を承認した。

小児科医で新生児学特別研究員のアヤ・エル・サイード博士によると、サウジアラビアが今回の接種プログラムの開始を決定したのは、「米国FDA(食品医薬品局)による5~11歳の子ども4,500人を対象とした数カ月間の小児臨床試験調査 」の後のことだという。

また博士は、「ファイザー社は10月22日に新たなデータを公開し、同社のワクチンは安全であり、5~11歳の年齢層において、新型コロナウイルスに対し約91%の予防効果があると発表しました」と話した。

ジェッダのキング・アブドゥルアズィーズ国際空港には、20の小児科クリニックが設置されている。会場は飾り付けられ、摂取対象となる子どもたちの目を引き、接種を促せるよう工夫がなされている。サウジアラビア全土には、数日以内に更なるクリニックが設置される予定だ。

同省によると、感染リスクの高い子どもや免疫不全者に優先的に接種を行うという。その他の摂取対象者向けの空き状況は後日発表予定だ。

10月20日、サウジアラビア政府は通学再開を延期し、児童・生徒の自宅学習の継続を決定した。

この決定は、サウジ通信社が報じたように、子どもに対する各種ワクチンの有効性と安全性に関する進行中の研究を考慮した結果だ。

エル・サイード博士は、子どもたちが学校に戻り、クラスメイトや教員と安全に交流するためには、ワクチン接種が重要であることを強調した。

「大人と同じように、子どもも病気になります。だからこそ医療従事者としての私たちの使命は、ファイザー社のワクチンの安全性について保護者に納得してもらい、ウイルスへの不要な感染リスクをなくすことなのです」とエル・サイード博士は言う。

 

稀ではあるが、多系統炎症症候群などの合併症(MIS-C)は、新型コロナウイルスに感染した子供たちが発症する病気との関連性があるようだ。

 

Translational Pediatrics誌に掲載された症例研究のシステマティックレビューによると、MIS-Cの全体的な発症率は低く、診断される症例の大半は小児であることが分かっている。

 

「MIS-Cは、心臓、肺、腎臓、脳、皮膚、目、消化器など、さまざまな部位が炎症を起こす疾患で、感染後4~6週間で発症します」とエル・サイード博士は言う。

また、新型コロナワクチンの副作用は、インフルエンザのような症状、発熱、頭痛、疲労感など、副作用を引き起こす他の予防接種ワクチンと同様であるとのことだ。

サウジアラビア保健省のスポークスマンであるムハンマド・アル・アブド・アル・アリ博士は、日曜日に行われた共同記者会見で、「オミクロン変異株が世界中で流行し、入院患者数が増加し、世界で100人近くの死者が出ていることから、子どもたちへの予防接種の必要性が高まっている」と述べた。 

サウジアラビアで確認された新型コロナウイルスの症例は、過去2日間で2倍以上に増加しており、同省は必要な予防接種やブースター接種の重要性を強調している。

集団免疫を高め、感染者数を確実に減少させるためにはワクチン接種が重要であると、専門家は何ヶ月にもわたって繰り返し説いてきた。

同省は火曜日、新たに222人の感染を発表した。前回同程度の感染者数が報告されたのは8月30日で、その数は221人だった。

また、新たに106人の回復者が報告され、回復者の総数は54万284人となった。死亡者は1人増え、死亡者の総数は8,865名となった。

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