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リヤド:サウジアラビアの皇太子殿下が18日、リヤドのヤママ宮殿において韓国の大統領と会談を行った。
ムハンマド・ビン・サルマン皇太子殿下と文在寅大統領は2国間関係について振り返り、また両国関係をあらゆる分野で支援し、発展させるための方法について協議を行った。
両首脳はまた、中東地域と世界の最新情勢や、それに関連して平和と安定のために実施されている取り組みについても意見を交わした。
この日、韓国大統領夫妻はサウジのキング・ハーリド国際空港に到着し、ムハンマド皇太子殿下の歓迎を受けた。
新型コロナウイルス感染症対策のソーシャルディスタンスの慣行に従い、空港に集まった全ての関係者はマスクを着用し、文大統領と皇太子殿下の握手も行われなかった。
公式の歓迎式典において、両国の国歌が演奏され、儀仗隊の巡閲が行われた。
サウジ通信社(SPA)によると、サウジアラビアと韓国は18日、エネルギー・再生可能エネルギー・テクノロジー・医療といった分野において複数の初期契約を結ぶ予定。
契約の調印はリヤドで開催される「サウジ・韓国投資フォーラム」において行われると、SPAは報じた。
サウジアラビア訪問前にアラブ首長国連邦(UAE)を訪れた文大統領はサウジ出国後、エジプトへ向かう予定だ。