

アラブニュース
アンマン: サルマン国王人道援助救済センター (KSrelief) の総責任者であるアブドラ・アル・ラビア医師が、ヨルダンにいるシリア人孤児らを支援するプロジェクトを12日に始動した。
アル・ラビア医師はイルビドに住む親のいない学生たちに学生カバンと贈り物を配布した。また障害をもつシリア人らに22台の電動椅子も配った。
アル・ラビア医師は、人々の生活を改善して、心理的な支援を行い、社会的連帯と経済の安定を発展させる今回のプロジェクトをヨルダンで始動できることに喜びをあらわにした。
アル・ラビア医師は、サウジアラビアは貧しい人たちや戦争の被害者たち、特に孤児たちの救済には努力を惜しまないと話した。そして、孤児らに医療を提供して彼らが確実に教育サービスを受けて社会に溶け込めるようにすることで統合的なケアを提供したいというキングサルマン人道援助救済センターの考えを強調した。
このプロジェクトによりイルビドに住む191人の孤児、56人の未亡人 (そのうちシリア人家庭の未亡人が40人、ヨルダン人家庭の未亡人が16人) が恩恵を受ける。
このプロジェクトは、孤児を保護して彼らの生活状況を改善して苦しみを和らげるために KSrelief が実施する多くのプロジェクトの1つである。
一方、アル・ラビア医師はキング・フセイン癌財団の事務局長かつ CEO を務めるニースリーン・カタメッシュ医師と会い、彼ら共通の関心分野である人道援助や救援事業に関するトピックに取り組んだ。
2人はまた、癌患者に治療を提供するための連携の強化方法についても話し合った。連携を強化することで命の救済と最高の医療の提供につながる。
カタメッシュ医師は、サウジアラビアが財団に惜しみない経済的支援をしてくれることに深い感謝を表明した。