
モハメッド・アル・キナニ
ジェッダ:第2回ジェッダ・シーズンが5月初旬に開始されることを、ナショナル・イベント・センター(NEC)が発表した。
このイベントは、5ヶ月間で1,500万人以上の訪問者を記録したリヤド・シーズンの成功に続くものである。
新型コロナウィルス関連の制限による2年間の休止を経て、ジェッダ・シーズンが今年開催される。NECは4月9日の記者会見で、提供されるアクティビティの詳しい情報を明らかにする予定だ。
2019年にこの沿岸の都市で開催された第1回ジェッダ・シーズンは、王国内外からの1,500万人以上の来場者を記録した。
しかし、2020年度と2021年度の開催は、新型コロナウィルス感染症のパンデミックの影響で、サウジ当局による予防措置の一環として中止された。
今年のジェッダ・シーズンは、この都市の文化、歴史、レクリエーション、観光などの多様性を表現する新しいアイデンティティと共に開催され、あらゆる年齢層の居住者や訪問者に選択肢を提供する。
同シーズンのイベントやアクティビティは、地域的な観光地としてのジェッダを強調するものとなる。
「アワ・ラブリー・デイズ(私たちの素晴らしい日々)」 というスローガンのもと、2022年のジェッダ・シーズンは、文化的多様性、エンターテインメント、および世界への開放を推進することを目的とする。さらに、このプログラムは、同都市の沿岸部のアイデンティティからインスピレーションを得ている。
NECは、エンターテインメント、スポーツ、観光、文化の各分野のイベント部門を充実させることで、サウジ・ビジョン2030の開発目標と経済的目標の達成を目指す。また、王国の経済と社会の繁栄に貢献する魅力的なイベントの開催に努める。
ジェッダ・シーズンは、国家戦略構想「サウジ・シーズンズ」の一部である。この構想は、王国で暮らす国民や外国人居住者の生活を豊かにするだけでなく、重要な世界的観光地としての同国を紹介することも目的に立ち上げられた。
また、サウジ・シーズンズの取り組みは、王国の文化、エンターテインメント、スポーツにスポットライトを当てることも目的としている。