アラブニュース
リヤド:7日にスエズ運河の東で起きたテロ攻撃の犠牲者に対し、サウジアラビアのサルマン国王がエジプトのアブドゥルファッターハ・エルシーシ大統領に弔意を表す電報を送った。国営サウジ通信が10日未明に伝えた。
「われわれはこの苦しみをあなた方と共有し、大統領閣下や犠牲者の家族、エジプトの人々に心から追悼の意を捧げます」と国王は記し、サウジアラビアがエジプトやその国民とともにあることをあらためて表明した。
ムハンマド・ビン・サルマン皇太子もエジプト大統領に同様の弔電を送った。
情勢不安なシナイ半島北部への攻撃では揚水施設にいた治安部隊11人が死亡。エジプト軍によると、さらに5人が負傷した。
8日に開催されたエジプト軍最高評議会において、エルシーシ大統領はシナイ半島のテロリストを一掃するように治安当局に命じた。
また、あらゆる形のテロ行為撲滅のための治安対策をすべて継続する必要性も強調した。