
ジュネーブ:サウジアラビアのファハド・アル・ジャラジェル保健大臣は、世界の公衆衛生を支援するために同国が行っている貢献を賞賛した。
この発言は、ジュネーブで開催された第75回世界保健機関(WHO)総会で、サウジアラビアの代表団を率いて行ったスピーチで述べられたものである。
アル・ジャラジェル保健大臣は、サウジアラビアはG20を率いて一致協力してパンデミックを封じ込めるための臨時サミットを開始した最初の国のひとつであり、その結果、前例のない世界的な協力をもたらしたと述べた。
アル・ジャラジェル氏は、サウジアラビアがWHOの「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ツールとCOVAXファシリティー」イニシアティブの確立に貢献したと指摘した。
アル・ジャラジェル氏はさらに、これらのイニシアチブと途上国への直接支援を通じて、サウジアラビアが提供した援助の総額は約7億7千万ドルに達すると述べた。
アル・ジャラジェル氏は、WHOのテドロス・アダノム・ゲブレイェソス事務局長が5年間の任期で2期目となる再選を果たし、彼のリーダーシップに対する国際社会の信頼が回復したことを祝福した。
サウジ国営通信