
ロジエン・ベン・ガッセム
リヤド:
イエメンに合法的政府を回復させるため戦っているアラブ連合は、イエメンからリヤドへ6人のサウジ人捕虜が帰国したことを水曜に発表した。
連合の報道官、トゥルキ・アル=マリキ大佐は述べた:「午後3時45分、6人のサウジ人捕虜がキング・サルマン空軍基地に到着しました。」
イエメンにおけるアラブ連合統合軍指揮官のファハド・ビン=トゥルキー・ビン=アブドルアジーズ皇太子と多数の統合軍幕僚が、家族や親戚と並び、解放されたサウジ人捕虜の到着を歓迎した、とアル=マリキ氏は述べた。
アル=マリキ氏は、ストックホルム協定の下で捕虜の引き渡しに尽力した赤十字国際委員会に感謝を述べた。
政治アナリストおよび国際関係学者のハムダン・アッ=シェフリー博士は、王国はその国民と兵士の面倒をみたいと望んでいる、と語った。「サウジアラビアはこの戦いを終えたくてたまらないのです」彼は述べた。
アッ=シェフリー氏は、捕虜交換は通常両サイドで起こると述べた。「以前の捕虜交換の結果だったのかもしれませんし、リヤド協定の後だからかもしれません」彼は述べた。
昨年11月、アラブ連合はフーシ派民兵から捕虜200人の解放を発表した。
彼は、サウジ人捕虜を解放して紛争の政治的解決策について話すよう、国際社会がフーシ派に圧力をかけていた、と述べた。
「多くの物資が不足しているフーシ派は、戦いに苦しんでいます。それに彼らは、変化している世界や地域の状況を観察しています」とアッ=シェフリー氏は語った。
現在多数の抗議運動が起こっているイランは自国の問題で忙しい、と彼は述べた。
「フーシ派は、将来を見据えて動くようになりました。彼らはこの戦いを終わらせたいのです。フーシの指導者はイエメンでの自らの地位について、そして将来的に自分がどうなるのかを考えています。それはおそらく、良い兆候なのでしょう」彼は述べた。
「兵士たちの解放を神に感謝します。そして両サイドの全ての捕虜が解放され、この難局に終わりが来ることを祈っています。」