
アラブニュース
リヤド:今年の巡礼に関するサービスの運営を行う「ハッジ会社のうちの1社」の最高責任者と幹部が解任されたと、サウジのハッジ担当省が発表した。
ハッジ・ウムラ省は、解任は、巡礼者に適切なサービスを提供できなかったことが理由だと発表したと、国営サウジ通信が7日未明に報じた。
同省は、この決定は、同社の取締役会との調整を経て行われたもので、同省の現場チームの観察に基づくものだと発表した。
声明はまた、関係者2人が「調査に付された」と述べた。
イスラム教の重要な柱であるハッジは、7日に始まり、世界中から100万人の巡礼者が参加する。
同省は、ハッジのシーズン中に事業を営む全ての機関や企業が提供する全サービスについて、その質を確保するために、注意深く監視していると改めて述べた。
また、巡礼者の安全と快適性を追求する取り組みの一環として、「全ての違反を監視し、直ちに対処する」と述べた。
同省は、巡礼者のサービスに影響を与えるいかなる欠陥も認めず、容認しないことを強調した。
「同省の検査・現場チームは、巡礼者に対するサービスの質の水準を向上させ、その安全を維持するための取り組みとして、継続的に巡回を行って巡礼者に提供されるサービスの質を評価・追跡し、寄せられた通報には必ず対処している」と締め括った。