
アラブニュース
リヤド: 米国は8月1日よりサウジ国民の訪問ビザを5年から10年に延長すると発表したと、国営サウジ通信(SPA)は土曜日に報じた。
今回の措置は、ジョー・バイデン米国大統領が、大統領としては初となる中東への訪問の一環としてサウジアラビアに到着した翌日に発表された。バイデン大統領は訪問の中で、サウジアラビアのサルマン国王、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子、サウジアラビアの政府高官と面談した。
SPAが引用した声明によれば、訪問ビザの有効期間の延長は両国間の観光とビジネスを促進することを目的としていると、米国大使館は述べている。
「旅行を促進することは、サウジアラビアと米国の経済の繁栄につながり、両国の国民の間でのパートナーシップをさらに強化し、相互理解を深めることになります」と声明は述べた。
また米国大使館は今回のビザ延長は、今年の初めに発表された面接免除プログラムを補完するものであると指摘した。面接免除プログラムは、米国への観光ビザの更新にあたって50歳以上のサウジアラビア国民の個人面接を免除する取り組みである。