
アラブニュース
リヤド:アナトリー・ペトレンコ駐サウジアラビア・ウクライナ大使は、金曜日に4億ドルの人道支援パッケージを発表したサウジアラビアに感謝の意を表明した。
同大使は、アル・アラビーヤが月曜日に行ったインタビューの中で、サウジによる支援はウクライナの民間人の生活を変えることに重点を置くものだと述べた。
先週アラブニュースが行ったインタビューの際には、水曜日にサウジアラビアがロシアによる4州の併合を認めないという国連総会決議に賛成票を投じたことは「ウクライナの主権と領土保全」に対する明確な支持を示すものだと述べた。
「サウジアラビアのこの立場は、国際法の原則と基本条項に対する遵守姿勢、政治指導部の見識、国民の真の友情とウクライナに対する情熱の強い証だ」
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は以前、アラブニュースが行ったインタビューの際、9月に約300人の捕虜解放につながったムハンマド・ビン・サルマン皇太子殿下の仲介努力に感謝の意を表明した。
ロシアとウクライナは9月に約300人の捕虜交換を行った。
解放された捕虜の中には、外国人10人や、今年マリウポリの長期防衛戦を指揮した司令官らも含まれていた。
ゼレンスキー大統領は金曜日、戦争捕虜のさらなる解放のために引き続き意思疎通を図っていくことでムハンマド皇太子と合意したことを明らかにした。
ペトレンコ大使はアル・アラビーヤに対し、「戦争捕虜全員の奪還に努力を集中している」としたうえで、サウジ指導部の仲介努力は「非常にうまく言っている」との考えを示した。