
サウジアラビア、各省庁にワールドカップ開催国のカタールに必要な支援を提供するよう指示
アラブニュース
リヤド:20日、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子は、すべての政府省庁に対し、ワールドカップの開催にあたって「カタールが必要とする追加の支援や施設の提供」を指示した。
サウジ通信社(SPA)によると同皇太子は、カタールの首長であるシェイク・タミーム・ビン・ハマド・アール・サーニー氏の招待で、20日未明にワールドカップ開催国に到着した。
サウジアラビアは、カタールで開催される世界的な祭典に参加する国の 1 つである。アルゼンチン、メキシコ、ポーランドと同じグループCに入っている。
カタール訪問は、G20と呼ばれる世界の経済規模上位20ヵ国の首脳会議に出席するため、11月15日にインドネシアで始まったムハンマド・ビン・サルマン皇太子による最新の外遊の締めくくりとなる。
同皇太子は空路でソウル入りし、韓国政府関係者や財界人と相次いで会談し、続いてタイを公式訪問し、アジア太平洋経済協会議(APEC)首脳会談にも出席し、アジアの首脳数人と会談を行った。
同皇太子外遊に同行する代表団には、主要閣僚や多くの高官が含まれていた。