
ラマ・アルハマウィ
リヤド:第2回LEAPテクノロジーカンファレンスが2月6~9日にリヤドフロント・エキスポセンターで開催される。50ヶ国からテクノロジー投資を代表する専門家700人以上が参加し講演する予定となっている。
このカンファレンスは、通信情報技術省、サウジ・サイバーセキュリティ・プログラミング・ドローン連盟、UAEを拠点とするITサービス・コンサルト企業タハルフの主催で開催される。
没入型学習、ストーリーテリング・セッション、講演を通して、人工知能やデジタルトランスフォーメーション、そして技術的・革新的起業家精神の分野における進展についての議論を促すことを目的としている。
イベントテクノロジー・コンテンツ企業オプション1イベンツのグループCEOであるスジョイ・チェリアン氏はアラブニュースに対し次のように語る。「第1回LEAPは初開催のイベントとしては予想以上の驚くべき成果を上げました。今回のイベントがより一層大きな影響を業界やクリエイティブ経済に与えることを楽しみにしています」
「これからのライブイベントについてのパネルで講演する機会に加え、ソロセッションの機会もいただいていますので、ハイブリッドイベント・コンテンツ作成テクノロジーの最新動向についての私の考えを話す予定です」
クリエイティブ技術者で連続起業家のチェリアン氏は、国内外のテック企業400社以上から参加する何百人もの講演者のうちの一人に過ぎない。
サウジアラムコ、NEOM、マイクロソフト、オラクル、ファーウェイ、ズーム、エリクソン、ヒューレット・パッカード・エンタープライズといったトップ企業の幹部らが講演を行う予定だ。
「インベスター・ステージ」では、G・V・ラヴィシャンカール氏(セコイア・キャピタル・インディアのマネージングパートナー)、ティム・リンゲル氏(アディット・ベンチャーズの投資家兼アドバイザリーボードメンバー)、ウィリアム・バオ・ビーン氏(ベンチャーキャピタル企業SOSVのジェネラルパートナー)など、世界のテック業界を代表する重要人物が登壇する。
元ボクシング世界王者のアンソニー・ジョシュア氏、宇宙飛行士のスーザン・キルライン氏、ウェストハム・ユナイテッドFC副会長のカレン・ブレイディ氏なども講演を行う。
LEAPで予定されている講演のいくつかは、クリエイティブ経済、教育、小売、第四次産業革命、未来のエネルギー、スマートシティ、ヘルステックなどに光を当てる。
多数行われるオービタルトークのうちの一つでクリエイティブ経済について話す企業の一つが、ライブストリームやハイブリッドイベントのためのリアルタイム・エンゲージメント・プラットフォームを提供する企業スパークアップだ。
同社の創業者でCEOのヴァンサン・ブルーノ氏はアラブニュースに対し次のように語る。「弊社の体験は、バーチャル・オーディエンス・テクノロジーとインタラクティブ・ライブストリーミングを組み合わせることで、参加者の皆様にイベントの最前列の席を提供しリアルタイムで反応していただくことを可能にするものです」
同社はリアルタイム・エンゲージメント・プラットフォームを拡大・統合することでそのコンセプトを様々な環境に導入することを目指し取り組んでいるのだという。「とても刺激的です。バーチャルイベントやハイブリッドイベントは広く普及しつつあり、今やおなじみの存在となっています。そのため、イノベーションを起こし、レベルを上げ、これからの体験がどうあるべきかを想像しなければなりません」とブルーノ氏は話す。
多数の投資家が参加するこのカンファレンスでは、世界のテック業界との間で複数の投資取引が行われることが期待される。