
リヤド:モザンビークのフィリッペ・ニュシ大統領は、2030年万博招致へサウジアラビアを支持することを表明した。
サウジアラビアへの公式訪問の最後に、ニュシ大統領はビデオで次のように語った。「われわれはすべてにおいて皆さんと共にあり、2030年万博に向けても、われわれは今、皆さんとともにあります」
「中東には物事を整理する機会が必要です。そのためにモザンビークはサウジアラビア王国を支持します。われわれは公に皆さんを支持します。これこそが、今、私がしていることです。われわれは皆さんと共にあるのです」と、大統領は語った。
サルマン国王の招待に感謝し、「良い人々」の「美しい国」であると述べた。
大統領は4日、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子と会談し、両首脳は二国間関係の状況や共同協力の見通し、共通課題について検討した。
ニュシ大統領は今回の訪問を「特別なもの」と評し、滞在中にはエネルギー、農業、観光の分野における経済協力について協議したことを明らかにした。
サウジアラビアの指導者の経験とビジョンを賞賛し、モザンビークがそこから学ぶことを切望していると述べた。
「訪問が成功に終わったと言わせてください。良い友人が出来ました。こちらへの訪問や、一緒にあらゆることについて協議する機会をくださった皇太子に、改めて感謝いたします」と大統領は語った。
さらに、ムハンマド皇太子をモザンビークに招待したと加えた。
「モザンビークをアフリカへのドア、玄関にしたいのです」とも語った。