
リヤド:サウジアラビア外務省は、7日にイスラエル軍が占領下ヨルダン川西岸地区の難民キャンプの家屋を襲撃したことを非難した。なお、これにより発生した戦闘で少なくともパレスチナ人6人が死亡、20人以上が負傷した。
同省は、王国がイスラエル軍による重大な違反行為を完全に拒絶することを確認した。
同省はまた、犠牲者の遺族とパレスチナ政府とパレスチナの人々に対し哀悼の意を表するとともに、負傷者の一日も早い回復を願うとの声明を発した。
湾岸協力会議(GCC)もまた、この襲撃を非難した。
GCCのジャーシム・アル・ブダイウィ事務局長は、イスラエルによる襲撃は「パレスチナ問題に関する国際決議に対する目に余る違反行為である」とし、これを止めるために国際社会が緊急に行動する必要があると強調した。
アル・ブダイウィ事務局長は、パレスチナの人々に必要な保護を提供し、中東の和平プロセスを前進させるために、地域的、国際的なあらゆる取り組みを支援する必要があると強調した。
暴力行為がここ数年で最高水準に急増する中で起きた7日の襲撃は、イスラエル軍がテロ容疑者拘束を目的にヨルダン川西岸地区で行う一連の急襲作戦の最新のものだ。