
リヤド:サウジ通信社によると、サウジアラビアは8日、アラブ連盟本部でアラブ閣僚4カ国委員会の議長を務めた。
会合は、アブドルラフマン・アル・ラッシ多元的国際問題担当外務次官が議長を務め、イランによるアラブ諸国の内政干渉への対処手段および、その動向の監視手段が議論された。
委員会は第159回アラブ連盟閣僚理事会にあわせて開催され、連盟事務局長が提出した動向に関する報告書を検討した後、イランによる干渉問題とそれに対するアラブの対応に関する政治声明が起草された。
決議案が作成され、承認を求め第159回アラブ連盟理事会に提出された。
アル・ラッシ外務次官は、エジプトが議長を務めるアラブ閣僚4カ国委員会の第6回会合にも出席し、トルコによるアラブ諸国の内政への干渉について話し合った。
また、同次官は、イスラエルのエルサレム占領地侵攻を停止するための、ヨルダン主宰の会議にも出席した。
アラブ連盟事務局長がエルサレムにおける最新動向に関する報告書を提出し、委員会は、エルサレムにおけるイスラエルの戦闘行為を止めるために可能なアラブの方策を議論した。