
アラブニュース
リヤド:サウジアラビアのアラムコのCEOが火曜日、リヤドで開催されたフォーラムの中で、この地域におけるサイバーセキュリティ協力の強化においてさらなる取り組みを求めた。
サウジアラムコの社長で最高経営責任者のアミーン・H・ナーセルが、王国でサルマン・ビン・アブドルアジーズ国王の後援により開催されたグローバル・サイバーセキュリティ・フォーラムの中で演説を行った。
同フォーラムは、政府や企業、個人に対するサイバーセキュリティの脅威や課題、リスクに光を当てることを目的としている。
ナーセルは地域のサイバーセキュリティ協力と国際的なサイバー抑止を強化するさらなる取り組みを求めた。
彼は企業に対し、技術開発や情報や経験の交換において、政府と協力するよう促した。
ナーセルは、どのような機関も単独でサイバーリスクには対峙できないと語った。
「技術開発や、生活をより豊かにしてくれる様子を人類が目の当たりにしているようなデジタルトランスフォーメーションが進むのと同時に、セキュリティやサイバーテロリズムのリスクも増えています。これはますます大きくなっている脅威で、機関や国の境界を超えるものなのです」。
サウジアラビアではこの種のものとしては初となる同フォーラムは、火曜日に幕開けとなった。