
ニューデリー:ニューデリーで開催されたG20若手起業家サミットでは、サウジアラビア王国のプロジェクトと投資機会の展示が成功を収めた。ファハド・ビン・マンスール王子はその後、サウジとインドの新たな協力関係が近い将来発表される予定であるとアラブニュースに語った。
アントレプレナーシップ・ビジョンの理事長であり、サウジG20若手起業家同盟(YEA)の会長も務めるファハド王子は、7月13日から15日にかけてサウジアラビアの代表団を率いてYEAサミットに出席した。
インド工業連盟の若手実業家グループであるヤング・インディアンズが主催するこのサミットは、世界最大の経済国であるインドの議長国プログラムの一環として開催された。
その戦略的パートナーは、王国の投資ブランドであるインベスト・サウジと、スマートシティを計画する巨大プロジェクトのNEOMだった。
15日にサミットが閉幕した際、ファハド王子はアラブニュースの独占インタビューに対して、「インドがG20 YEAサミットで今日行ったことは、大成功に終わったと考えています」と語った。「インド訪問はこの1か月で3回目ですが、来るたびに期待を上回る成果を得ています」
わずか2週間前、ファハド王子はサウジアラビアを代表してスタートアップ20の会議とサミットに出席していた。スタートアップ20は、G20に11ある公式エンゲージメントグループの1つである。
「また、すぐに来ることになると思います」と彼は述べた。「本日は3つ(の覚書)に署名しました。サウジ企業2社とインド企業2社のもの、そしてサウジ企業1社とシンガポール企業1社のものです。これは、今後数日、そして数か月の間にわたしたちが目指すものの始まりに過ぎません」
サウジとインド間で提携が結ばれたのは、ヘルステックとフィンテックを中心とした主にテクノロジー分野、そして飲食料品分野である。
「ヘルステックには、こちらでの機会を探している投資家として民間機関がいくつかあります。そして、サウジ(アラビア)での投資を予定しているインドの投資家が多数見つかりました。ですから、わたしたちには大きなチャンスがあるはずです。前進しながらそれを活かしていくつもりです」とファハド王子は述べた。
「まもなく発表されることがたくさんあります」
サウジ代表団は、公共部門と民間部門両方のリーダー40人以上で構成されている。その3分の1は、工学と科学の分野でハイテク技術革新に基づくスタートアップに携わる女性だ。
「参加には、大変満足しています。また、サウジ代表団がG20の代表団や招待された他の国々と交流した様子についても、非常にうれしく思っています」とファハド王子は述べた。
「サウジ(アラビア)だけでなく、世界中の起業家精神の収益構造に常に大きな価値を付加していきたいと考えています」