
リヤド:ウガンダは7日、サウジアラビアが2030年の万博をリヤド市で開催することに支持を表明したと、国営サウジ通信が報じた。
この発表は、サウジアラビアの王室顧問アフメッド・カッタン氏のウガンダ訪問に合わせて行われ、同氏は首都カンパラの大統領府で歓迎を受けた。
サウジアラビアの国営放送アル・エクバリヤの報道によると、カッタン氏はサルマン国王の代理として、両国の関係とそれを深めていく方法についてのメッセージをヨウェリ・ムセベニ大統領に伝えた。
リヤドは万博の招致をめぐって、釜山(韓国)、ローマ(イタリア)、オデッサ(ウクライナ)と争っている。万博はどこが開催地になるとしても、イノベーション、文化、アイデアを共有するまたとない機会を世界各国に提供することが期待されている。
サウジアラビアは2030年にリヤド万博を開催し、この国際的イベントを協力や知識の交換を行う場とすることで世界の国々を結束し、地球の行く末をより良い未来へと導くことを目指している。
2030年のリヤド万博招致に向けた活動は、「異なる未来」、「気候変動対策」、「万人の繁栄」という3つの柱に重点を起き、経済、環境、地理・政治、社会、技術の側面から国際的な共通課題に取り組むことができる一貫した枠組みを形作っている。
1851年から開催されている万博は、最新の成果や技術を展示し、人類を一つにする文化的価値を世に広める世界最大のプラットフォームとなっている。