


マナーマ: 世界がコロナウイルスの拡大と戦う中、バーレーンの企業家2人がいまや日常生活の一部となったマスクの着用を楽しめるようにしている。
ヌール・カムダンとナダ・アラウィは、中東の小国でマスクの着用を楽しめるものにして意識を向上させようと考えた。
カムダン氏のデザインには伝統的なグトラ(頭巾)やバーレーン国旗、また国内で流行っているハッシュタグ「#Team_Bahrain」など、中東文化の象徴が使われている。
BH Masksを創立したカムダン氏は、「マスクは自分や周りの人をコロナウイルスから守るために着用するものですが、この困難な時代において生活に色や喜びをもたらしてもくれます」とAFPに話している。
[caption id="attachment_13766" align="alignnone" width="400"]3人の子供の母親である同氏は、マスクを1枚約3ドルで販売しており、「洗って何度も使えるこれらのカラフルなマスクという選択肢を人々に与えることで、医療用マスクは本当にそれを必要とする医療事業者などに回すことができます。」という。
多くの湾岸諸国同様、バーレーンでも外出時はマスクの着用が義務付けられているが、一部の制限は断食月ラマダンの始まりと共に緩和された。
同国ではこれまでに感染者2,700人、死者8人が報告されている。
ライフスタイル・ブランド「Annanda」の共同創立者であるアラウィ氏は、ユニークなデザインが施されたスカーフをマスクに再利用し、「ありきたりではないもの」を求める人のニーズに応えたいという。
「楽しさやインスピレーションを感じられるものを求めている人がいます」とAFPのインタビューに答えている。
「マスクが義務化され、人の気持ちや、微笑んでいるかどうかを見ることができません。」
「マスクに色を付けることで、少なくともその人の性格を知ることができます。」
Annandaのマスクは、3枚セットでギフト用にラッピングされ、リボン付きの箱に入った状態で、約52ドルで販売されている。
売上の25%がチャリティに寄付される。
「このような時代でも、サプライズの贈り物をもらって美意識を感じたいものですよね」とアラウィ氏は語る。
AFP