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日本のTVアニメシリーズ『新世紀エヴァンゲリオン』に登場する日本のアニメキャラクター「エヴァンゲリオン」の等身大の像が、10月3日に京都の東映京都撮影所で公開される予定だ。
「エヴァ初号機」と名付けられたこの像は、このキャラクターの最も目立つ部分として、高さ15メートルの上半身と腕が展示されることになっている。
キャラクターの残りの半身は、このシリーズに出てくる「LCL」プールに沈められる。LCLはパイロットの神経システムをエントリープラグからエヴァの機体につなげる含酸素液だ。像の構造とそれを補完する周囲の無料施設は、番組において中のコックピットがLCLで満たされるエヴァのエントリープラグを模している。
全体として、像の見た目は血のように赤いLCL液から立ち上がろうとしているエヴァ初号機を表現している。その伸ばされた右腕は手のひらが開けられており、人々がその上に乗れるように特別に作られている。
同テーマパークの最新アトラクションの役目を果たすこの像は、訪問者に多くの撮影チャンスを提供することが期待される。同時に、エヴァ初号機のエントリープラグの中に入って、このメカを操作するのはどのような感じなのか体験することもできる。
像の内部には椅子を備えたシリンダー状のコクピットが展示されており、訪問者はパイロットとしてそこに搭乗し、エヴァンゲリオンの目線から周りを眺めることができる。
像の周りは長方形模様で縁取られた注意マーク付きの金属製の手すりで囲まれており、エヴァンゲリオンの主要作戦基地NERV本部の外観を再現している。
東映京都撮影所のエヴァンゲリオンのエリアは10月初旬に正式オープン予定で、8月1日から8月16日まで先行プレビューが行われる。8月以降の像のプレビューは、9月27日までの週末と祝日のみ可能となる。