
東京: ソニーグループは人気チャットアプリのDiscordに投資し、来年プレイステーションに導入する見込みであることを発表した。
月に1憶4千万以上の人々が利用するプラットフォームに、ソニー・インタラクティブエンターテイメントは「小規模な投資」を行った。この巨大テクノロジー企業のゲーム会社で社長を務めるジム・ライアンによれば、このプラットフォームの利用者の多くは熱心なゲーマーであるという。
このニュースは、DiscordがXboxのプロデューサーであるマイクロソフトとの買収の話し合いを終了させたという報道に続くもので、その他の企業もチャットアプリサービスとのパートナーシップに興味を示していた。
ソニーとDiscordはこの取引がどれほどの価値になるか、またその他の詳細についてはコメントを差し控えた。
「私たちの目標は来年の早い時期にDiscordとプレイステーションの利用体験をコンソールや携帯機器上で繋げることで、友人、グループ、コミュニティ間で一緒にゲームをしながらもっと簡単にくつろぎ、遊び、コミュニケーションを取れるようにすることです」とライアンは月曜の発表の中で述べた。
「私たちはすでに、Discordと人々の交流、ゲーム体験をプレイステーションネットワークの上で繋げられるよう共に頑張っています」とライアンは言った。
また、その他の詳細については「この先数ヶ月の間に」明らかにされるとつけ加えた。
サンフランシスコを拠点とするDiscordでは、ユーザーらが文字や音声、動画のやり取りを無料ですることができる。
ソニーグループは熱望されていたプレイステーション5を11月に発売した。
日本を拠点とするこの複合企業は先週、過去最高の年間純利益を記録したことを発表した。これは新型コロナウイルスに伴うロックダウンの間、世界中で人々が自宅での娯楽を求めざるを得なくなり、ゲーム分野で利益が促進されたためだ。
AFP