

参加者は、ここ数年で大きな発展を遂げているサウジアラビアの出版・印刷業界の実情に注目する。
ドバイ: 2020年のドバイ万博に出展しているサウジアラビアのパビリオンでは、毎週開催される新しい文化プログラム「16の窓」の最初の活動として、文学、出版、翻訳分野に関する討論会が行われた。
「サウジアラビアの書籍と出版」と題されたこの討論会では、出版業界におけるサウジアラビアの可能性が焦点となった。
同討論会は、アルワ出版社の創設者アルワ・コマイス氏、タシュキール出版社の共同創設者であり作家のムジブ・アル・シャムリ氏、アル・アタール出版社の創設者でありゼネラル・マネージャーも務めるアブドラ・ファハド・アル・グベイン氏が参加して開催された。司会は、文化顧問でありイスラの図書館長も務めるタリク・ カワージ氏が務めた。
参加者たちはここ数年大きな発展を遂げているサウジアラビアの出版・印刷業界の実情を紹介した。また、サウジアラビアの創造性と豊かさに触れる機会を提供することが、出版社設立の主な理由の一つであると強調した。同討論会では、表紙の役割とそれが購買プロセスに与える影響についても議論された。
サウジアラビアのパビリオンが主催した「16の窓」に合わせて、パーム・ガーデンでは多くの子供たちが参加してKhomayyisの作品を題材にした絵本の読み聞かせが行われ、子供たちも物語を書いた。
このイベントは、子どもたちに自分の感情やアイデア、ビジョンを表現するための文章技術を教え、読み応えがあり、学ぶところもあるようなストーリーを構築できるようにすることを目的としている。
文化プログラム「16の窓」の発足は、サウジアラビアの文化を支援、促進し、知的、文化的、創造的な様々な分野の優れた人材を集めてサウジアラビアの真髄を示すことを目指す。
この活動は16週間にわたって行われ、活気に満ちた野心的な社会と活発な経済を構築するという王国のビジョン2030の戦略的な軸に従って、ゲストを交流と対話の旅に誘うユニークな文化体験を構成している。
サウジ国営通信