
リヤド:サウジアラビアのファッションデザイナーを支援する協定が、ファッション委員会と、サウジ株式市場に上場している唯一のファッション企業ファワズ・A・アルホカイル・アンド・パートナーズとの間で締結された。
サウジ通信社の報道によれば、協定は文化省本部において、委員会のブーラク・チャクマクCEOと、ファワズ・A・アルホカイルの法的代表者アハメド・アル・スルタン氏の出席の下で締結された。
この協定の条件に基づき、デザイナーはファワズ・A・アルホカイルが管理する商用プラットフォームの支援を受けることができる。
また、両者はファッション分野におけるサステナビリティプログラムやプロジェクトでも協力し、双方の専門家チームがその実施を監督する。
チャクマクCEOは、王国のファッションコミュニティの支援と発展における貴重なパートナーとして、委員会とファワズ・A・アルホカイルの協力関係を強化することの重要性を強調した。
また、サウジ株式市場に上場している唯一のファッション企業であるという、ファワズ・A・アルホカイルのユニークな立場を指摘した。そして、地元のイノベーターの支援と、サウジの経済成長に貢献する存在としてのファッション部門の発展のために、しっかりと根付いた企業と力を合わせることの重要性を強調した。
ファワズ・A・アルホカイルのマルワン・ムーカールゼルCEOは次のように述べた。「ファッション委員会と協力して、サウジアラビアの地元ファッションデザイナーを支援し、活力を与えることができるのを、嬉しく思っています。私たちは市場を多様化することが、地元のエコシステムを強化し、王国に存在する魅力あるものを示すことになると確信しています。アルホカイルは引き続き、サウジアラビアを代表するライフスタイル小売業者であるとともに、国内外のブランドから選ばれるパートナーであり続けます」
「この戦略的パートナーシップは、機敏で持続可能な企業を作り上げ、サウジアラビアのビジョン2030を支える経済成長と人材育成に貢献するという、当社のコミットメントを強化するでしょう」
ファッション委員会は、地元のパートナーシップを強化し、サウジアラビアのファッション部門に活力を与え、ファッションにおいて世界レベルの基準を満たす能力を開発するという目標に磨きをかけるため、これまでにも公共部門および民間部門の複数の関係機関と契約を締結している。
SPA