






ディーマ・A・クデイル
ジェッダ:日本のロックグループ、KOYOMI BANDのメンバーは、最近ジェッダ・シーズンの催しの1つであるステージに登場し、アニメや漫画のファンを彼らの曲で沸かせた。
港町フェスティバルのアクティビティゾーンの1つであるアニメビレッジでは、日曜日、このグループの2回目のライブが行われ、オタク(アニメ文化の熱狂的信者)たちを熱狂させた。
サウジアラビアのステージに初めて登場した同バンドがパフォーマンスを披露する間、「ナルト」「ワンピース」「ドラゴンボール」「呪術廻戦」「東京喰種」といった人気の漫画シリーズの曲に合わせて、観客たちが大合唱した。
リードボーカルの暦-koyomi-氏は、アラブニュースに次のように語っている。「今回のイベント、ジェッダ・シーズンで、ここにいるファンの皆さんは私たちが思っている以上に、アニメが好きなのだと感じました」
そして、同グループのギタリストであるYoma氏も次のように述べた。「サウジアラビアの人たちが、こんなに日本のアニメを好きだとは思っていませんでした。それは嬉しい驚きでしたし、またすぐにサウジアラビアに戻って来たいと思います」
ドラマーのボブジ氏は、ジェッダ・シティウォークの観客による温かい歓迎について言及し、次のように述べた。「自分の気持ちを言葉ではファンの方々に伝えられませんが、音楽でなら伝えることができます」
一方、ベーシストのKyoya氏は、アニメビレッジに感銘を受けたと語った。「最高でした。ファンの方々の反応もすばらしかったです。今まで立ったステージの中で、今回のファンが一番私たちを歓迎してくれました。とても嬉しかったです」と彼は付け加えた。
来場者のラナ・ブハリさん(20歳)は、次のように述べた。「私の好きなアニメのオープニング曲を演奏してくれて、とても楽しいコンサートでした。彼らの歌声もきれいで、観客も一緒に歌って盛り上がっていました」
同じく日本アニメのファンであるアデル・ハリドさん(34歳)は、今回のジェッダ・シーズンのイベントを賞賛した。
彼は次のように述べた。「ジェッダやサウジアラビアにはアニメが好きな人がたくさんいて、KOYOMI BANDのようなコンサートに参加できたことは、私にとってとても特別な経験でした」
ハラ・ヤンバアウイさん(25歳)は、次のように述べた。「売店や、迷路、バーチャルリアリティルームでボランティアの人から、『こんにちは』『ありがとう』といった新しい挨拶のフレーズを学びました」
「本当に、アニメビレッジは私の一番好きなゾーンです。なぜなら、そこでのイベントが一番楽しいと思うからです。そのゾーンのカラフルさも好きです」と彼女は付け加えた。
バンドを結成する前、暦-koyomi-氏は、Re:plyのメインボーカルとして世界各地でコンサートツアーを行っていた。